リストランテナカモト

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京都・木津のテロワールを世界へ発信するリストランテ

フィレンツェの3つ星レストラン、エノテカピンキオーリをはじめ、ニューヨーク、東京でおよそ10年に渡り研鑚を積んできたオーナーシェフ、仲本章宏氏。出身地である京都郊外の木津にて、2011年に自身の店をオープンした。
得意料理は、エノテカピンキオーリでも長く担当していたパスタ。コース中には2種供されるが、それぞれその日の分だけを仕込み、食事の時間に合わせて伸ばし、茹で上げられる。

仲本章宏（ナカモトアキヒロ）ー三つ星店でパスタ責任者に

仲本章宏（ナカモトアキヒロ）ー三つ星店でパスタ責任者に
フィレンツェのリストランテ「エノテカ・ピンキオーリ」で4年半勤務。勤務終盤の2年はパスタ部門の部門責任者という最重要ポストの一つを担当。当時、同店は二つ星から三つ星に返り咲いた。シエナなども含めイタリアで10年の研鑽を積んだ後、ニューヨークのリストランテへ。2009年に帰国、東京で「ピンキオーリ」時代の恩師が経営するリストランテに勤務。2011年に故郷である京都府木津市に現店をスタートした。

伝統と革新、楽しさと美味しさ、をテーマに

京都と奈良県が県境を接する緑豊かな郊外、木津市。イタリア三つ星レストラン勤務時代にシェフ仲本氏が開発したスペシャリテ、ドッピオ・ラビオリは、現地のグルメ・ジャーナリストからも大きく称賛された。そんなキャリアを持つ氏がこの地を選んだのは、「畑から野菜を摘んで2時間で料理にできますし、奈良のジビエ、琵琶湖の魚まで、土地のテロワールが偉大だから」。すべての料理に、その生命感が美しく、力強く躍動する。